絵馬として神前に奉納されているエイ。
古くから広田神社の神使とされてきたアカエ(赤エイあるいは赤えいと書くアカエイの関西での呼び名です。)絵馬として神前に奉納されているので参拝された際に見てみてください。
アカエは痔疾をはじめ難病悪疫の守り神として広く信仰されており、アカエをつまり断食して祈願すれば霊験あらたか難病も治癒するといわれています。
なんでアカエが痔病にあらたかとされるのか?アカエの尾には鋭いトゲがとびだしていて、これに刺されると傷口が荒れその毒によってものすごい痛みをおぼえるのだとか。なので漁師はアカエをとらえると同時に尾っぽを付け根からぷっつりと切り落としてしまうそうです。この“尾を断ち切ること“を”アカエを断つこと“にかけてトゲにさされた痛みにも似た疾患をなくすといった信心がうまれたということです。
また、広田神社の近くには木津市場があります。
昔はこの辺りは漁師町だったからでしょう、船底の冷えなどで漁師に多かったといわれる痔疾が、アカエ信仰と結びついたという話もあながち真実味があるかもしれません。